ワークサポート杉並所在地

この度の新型コロナウィルスへの感染予防として、ワークサポート杉並の訓練事業も４月9日より、利用者全員に在宅訓練を実施しました。就労移行の支援者としては、在宅訓練は利用者が新たな経験をする機会と捉え、ＰＣメールを活用して課題（ワード文章の入力）の送受信、社会状況を捉えたニュースの選択及び入力、日報の郵送、午前・午後の電話による状況確認など通常訓練では実施していないことに取り組んでもらいました。利用者からは「ＰＣメールの送受信が一人でできるようになった」、「電話対応が上手くなった」、「入力課題に取り組むことによりＰＣスキルが向上した」等の感想があり、成果を上げる事ができました。
　また、5月からはＺoomを取り入れ、ＰＣ上で利用者が顔を合わせながらグループワークを行うことができ、皆さん大変喜んでくれました。
　訓練の本格実施までには時間がかかると思いますが、６月より密状態にならないよう利用者を２班に分け、一日交替で訓練を再開しています。難しい状況は続きますが、皆さんと就労に向け取り組んでいきたいと思います。

ズームによる利用者との面談