ワークサポート杉並 公益財団法人 杉並区障害者雇用支援事業
home
〒168-0072東京都杉並区高井戸東4-10-26(杉並障害者福祉会館1階)

TEL:03-5346-3250

相談時間はこちらからご確認ください
理念・方針 イベント情報 ご利用者様の声・事例
  • 就職者のブログ
  • ご利用者様の声
  • みんながんばってます
ワークサポート杉並だより 組織概要 職員募集 アクセス お問合せ
就労移行支援事業
スタートアッププログラム
余暇活動支援
Youtubeの公式チャンネル

ワークサポート杉並所在地

〒168-0072
東京都杉並区高井戸東4-10-26
(杉並障害者福祉会館1階)
TEL:03-5346-3250
FAX:03-5346-3253

【日中の相談時間】
午前9時〜午後5時(月〜金)
【木曜の夜間相談時間】
午後5時〜午後7時
【土曜相談】
毎月第2土曜日 午前9時〜午後4時
※2024年4月より実施
※来所相談の場合は、事前にご予約の連絡をお願いいたします。
E-mail:
w.s.s@sugi-jigyodan.or.jp
2017年2月、青梅街道沿いにある荻窪郵便局を訪れました。ワークサポート杉並での訓練を経て、こちらに勤務されている小池さんにお話をうかがうためです。 小池さんは、荻窪郵便局で仕事をされるようになって約2年半。今回は、小池さんの所属する窓口営業部の梅澤課長にもご同席いただきました。


小池さんはどのようなお仕事をされているんですか?
「まず、外回り業務の方から毎日上げられてくるデータを、パソコンなどで処理していく仕事があります。それから、郵便局で取り扱う書類は何十種類もあり、量も多いです。その書類を保管するために細かく分類し、整理していく作業などもあります。とにかく仕事内容の幅は広いです。
好きというか、やるぞ! って燃えるのは、大口の(書き損じハガキなどの)交換が来たときですね。紛れている交換できないものをはじきながら、5000枚とかを数えたりするんです。始める前には「これは大変だな」と思う気持ちもありますが、終わったときに達成感を強く感じられる仕事なので、「これを最後までやるんだ」という気持ちを持って進められます。 」

「嫌いな仕事は…ないですね。仕事ができて嬉しいという気持ちのほうが強いんです。
あ、嫌いというわけではないんですけど、局内の切手枚数確認のための早出に、2カ月に1度くらい声がかかるのはプレッシャーがかかります。遅刻しちゃいけないと。」

(梅澤課長から「それは小池さんだけじゃないよ、全員だよ(笑)」とフォロー)


入られる前に持っていたイメージと実際の仕事内容にギャップはありましたか?
「入る前は郵便物や小包の仕分なんかをするんだろうなと考えてましたが、実際には事務作業が多くて、イメージと違いました。イメージとは違いましたけど、がっかりするようなものではなかったので、これは受け入れていこうという思いで取り組みました。」

どういった経緯で、郵便局でのお仕事を志望されたのですか?
「ワークサポートに入るまでは身体を動かすような仕事を探していたのですが、なかなか採用してもらえませんでした。アルバイト経験も、印刷業など、身体を使った仕事でした。アルバイトとしては採用してもらえても、就職となると不採用が続いていたときに、両親からワークサポートを勧められて通うことにしました。
訓練を受けているなかで職員の方から、几帳面で細かい作業も充分にできると言ってもらって、郵便局での仕事を勧められました。 それで両親とも相談して、身体を動かす仕事にこだわらなくても、ほかにも自分にはできることがあるのではないかと思うようになり、郵便局での仕事をしてみようとなったんです。」


仕事をされていて、ワークサポートでの経験が役立ったことはありますか?
「みんなと協力しあって仕事を進める大切さを学んだことです。また、訓練として毎朝、人前で発表することがありましたが、これは人と話をするときに役立ってるように思います。あと、わからないことはわからないと言うこと、教えてもらう姿勢…ワークサポートでの経験は、たくさん仕事のなかで活きています。」


仕事を続けていくうえで、障害とはどのように折り合いをつけていますか?
「月に一回、クリニックでカウンセリングを受けています。日常で思ったこと、経験したことなどを先生に報告・相談しています。うまく言葉にできませんが、わたしの場合、仕事を始めてからというより、障害との向き合い方は障害者手帳をもらったときに何かが変わったような気がしています。」

インタビューという状況に、緊張されているご様子のワークサポートOB・小池さんでしたが、わかりやすいように言葉を慎重に選びながらも、その語り口は力強く、日々の充実ぶりが垣間見えました。
そんな小池さんを、梅澤課長はどのようにご覧になっているんでしょうか。
「真面目で、几帳面で、職員に足りなかったものをいっぱい持ってる方ですね。細かい作業をひとつひとつ、きっちりとしてくれるのは本当に助かります。本当に、小池さんがお休みすると滞っちゃう業務もありますよ。
小池さんと仕事内容の相性もよかったんでしょうね。最初はどの程度のことをお願いしていいのかわからなかったので、パソコンの表計算を使った仕事をざっくりとした指示でお願いしたんです。「わからなかったら、質問してね」って言って。そうしたら、びっくりするくらいしっかりした書類が上がってきたのです。だから早い段階で「この方はいけるな」みたいな感覚はありましたね。
もちろん(障害への)配慮すべきことはありますが、そこにとらわれない仕事って、たくさんあるんですよ。本当に今はいてくれないと困る存在です。誠実な人であるというのも大きいですね。」


お話のなかで小池さんは「仕事をできるのが嬉しい」という言葉を何度も口にされました。おそらくこの言葉が、小池さんのいまの心のなかで大きな部分を占めていて、日々の原動力となっているのでしょう。

今回、荻窪郵便局を訪問して、働くことに対する意欲の大切さと、自身が持っている可能性をよく知ることが、より自分に合った仕事にめぐり合うきっかけになるということを改めて感じました。小池さん、これからもがんばってください。
梅澤課長(左)、安田部長(右)とともに

pagetop

理念・方針 | イベント情報 | ご利用者様の声・事例 | ワークサポート杉並だより |  組織概要 | 職員募集 | アクセス | お問合せ

就職したい障害者の皆さま | 障害者雇用をお考えの企業の皆さま | リンク | FAQ | 賛助会員募集
Copyright(C) WORK SUPPORT SUGINAMI All Rights Reserved.